竜頭観音

 竜頭観音は観音さまが様々に変身する中で、龍の背に乗る姿であらわれたもので三十三観音の一つに数えられています。
妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五)に説かれている、観音應化身(かんのんおうけしん)のうち天龍夜叉の身という。
大海に住み、そこを支配する龍王でさえ、我が子にふりかかる災難を免れるためには観音さまの御力にすがったといわれ、龍の子は童子に姿をかえてあらわされている。
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