石枕


日野左衛門門前石枕
親鸞聖人は人間不信の日野左衛門に一夜の宿を断られ、やむなく門前の石を枕に横になりました。夜、夢で観音菩薩に諭された左衛門は、あわてて聖人を家に迎え入れたのです。親鸞聖人は「悪いことばかりしている私たちの汚れきった心にも、信じる心だけはあります。その心こそが永遠に輝く仏の光なのです」と御仏の慈悲をお話になりました。左衛門はその夜のうちに親鸞聖人のお弟子となりました。
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