国造り図





イザナギノミコト(伊邪那岐命)
天と地が初めて分かれた時、天上界の高天原には次々に天つ神が現れ、最後に男神イザナ
ギノミコトと女神イザナミノミコトが現れた。
高天原の神々は、イザナギとイザナミに天の沼矛(あめのぬぼこ)という剣を与えて国づくりを命じ十四の島々と三十五柱の神々が生まれる。その後、亡くなったイザナミを忘れられ
ず黄泉の国まで行くが、再び生の国に戻り、けがれた身を「喫ぎ みそぎ」した。その時生まれ
たのが、太陽神アマテラスオオミカミなど三神という。

イザナミノミコト(伊邪那美命)
イザナミノミコトはイザナギノミコトとともに、たくさんの島々と多くの神々を生むが、火の神カグツチノミコトを生んだことで全身に大やけどを負って亡くなり、黄泉の国へと旅立ってしまう。あまりの悲しみにイザナギは愛しいイ
ザナミに会いたい一心で黄泉の国まで追っていくが、そこで見たものは変わり果てた姿となっ
たイザナミであり、恐ろしくなったイザナギは逃げ帰ってきたという。


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