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禅宗十三仏 |
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十三仏(じゅうさんぶつ)は、十王をもとに日本で考えら れた冥界の審理に関わる13の仏(正確には仏陀と菩薩)である。 13の仏とは、閻魔王を初めとする冥途の裁判官である十王と、その後の審理(七回忌・十三回忌・三十三回忌)を司る裁判官の本地とされる仏である。
これらの仏は審理において弁護士の役目を勤める 十二支との対応十三仏に名を連ねる仏のうち8仏が十二支の守護仏である。各支の守護仏に合致する仏は次の通り。
この観世音菩薩は正確には、普通にいう観世音菩薩、つまり「聖観音」ではなく、「六観音」と呼ばれる「変化観音」の一つである「千手観音」だが、変化観音はすべて聖観音の化身であるとされるため敢えて「観世音菩薩」と表記される。 |